いつたのうちのはなし

日常記録絵日記

我が子がうまれたときのこと−1−<39週目の妊婦検診>

つい昨日、パソコン内の映像・画像データを整頓しようとしていた時のこと。

うまれたてのいつたの画像を発見しました。

 

私は昔から何故か記憶が薄れるのが早くて、高校時代のことすらほとんど覚えていないほどです。ほんとに生きてたのか疑問に思うほど記憶がないし、溜まっていかないです。

(いや、記憶自体はあるんだと思います。ただ全く思い出せない、引き出せないかんじでしょうか)

このブログでいつたの今までの成長記録を描かないのも、ハッキリ思い出せないことが結構多くて描けないと言った感じです。概要はおぼえているけれど、細かいエピソードやその時の周りの反応、空気感、精神状態などは時間が経つにつれ穴があくように無くなっていきます。

思い出したこととして描いた記事が『今日のいつた』の中でいくつかありますが、それもその都度「あ、思い出せた!すごいうれしい」って思いながら書き留めている感じです。

さすがに自分の子供のことは、やや忘れにくいのかなと思いますが、それでもだんだんと薄れていくのを感じます。

そんな薄情な私の脳みそが、今現在だいぶ細かく覚えておけている数少ない記憶がいつたが生まれたときの前後何日間かくらいのことです。

 

それでも所々曖昧になって抜けていっています。

もしかしたらこの記憶もそのうち思い出せなくなるのか。

うまれたてのいつたの画像を見てそんなことを思ったので、備忘録じゃないけど書き留めておこうかなとおもいました。

 

なるべく細かく書こうと思うので、記事を分けてイラストも描いていこうとおもいます。

前置き長いですが、まず1回目です。

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その1 39週目の妊婦検診で、緊急事態。

39週ちょうど。臨月でしたがエコーを見た先生が「まだ体重が2500いってないかもしれないなぁ」と言っていました。おなかでもうちょっと育ってほしいとやんわり伝えられたと記憶してます。

私自身は「あれ、私はもう十分大きいような気がするんだけどなぁ…」なんて思いましたが、先生の言うことだし、外で私たちがどう思おうと生まれるときはいつなのかわからないのだから、と考えるのをやめました。

エコーの後モニターしました。

いわゆるNST(ノンストレステスト)です。ちょっと上体を起こし膝を曲げて寝て、おなかに器具を張って、胎児の心拍や胎動を観測するということだったと思います。

胎動があったら自分でボタンを押していく、そうやっていつも通りにしていたんですが、助産師さんが「もしかしたら赤ちゃんが寝ているかもしれないので、ちょっと起こしますね」といってブーブーと音が鳴る機械を使いました。

このブーブーなる機械を使う事自体はそれまで何回もあったので、そのときも特になんとも思わず。

でも

 

ブーって鳴った瞬間におなかの中で赤ちゃんが「ぐりゅん!」ってものすごく動きました。

 

びっくりしたけど、これで起きたかな…?と思ってそのまま寝ていると、部屋に助産師さんがたくさん集まってきました。深刻な顔で、焦った表情で。

 

「おかあさん、大丈夫?なにか違和感無かった!?」

すごく聞いてこられて、なにかよくない状況だとわかって、私の心臓がバクバクしだして、何も答えられなくなって。

周りから『〜〜別室で見てたら急に〜〜鳴って〜〜心拍がどかんと下がってて〜』『いま〜〜をしたところで〜〜です』『〜〜して〜〜いすを〜〜』(〜〜は聞き取れていないです)等々聞こえてきました。

 

車いすに乗って、点滴をしてもらって(何の点滴かは聞いていないのですが、お腹の張りを抑制するものだったんじゃないかなと今では思います)

『おかあさんとにかく大きく息して酸素送って!』と声をかけていただいて、その後だったかな(この辺の前後が曖昧…)エコーをして、先生に緊急帝王切開をすすめられました。(この時点で、夫を呼んでいたと思います。)

 

その時聞いたことは

 

心臓の血流がちょっと良くない様子。

心拍低下のはっきりした原因はわからない。出してみないと何とも言えない。

ただ、赤ちゃんにとっておかあさんのお腹の中にいることが危険であることは間違いないので、切開して出すことを勧める。

通常、お腹の中は赤ちゃんにとって居心地がいい場所のはずだから、どうしてかはわからないが、実際苦しんでいるので、これ以上長く胎内にいない方がいいと考える。

 

こんな感じのことを、丁寧に説明していただきました。

 

反対する理由なんてあるわけも無く緊急帝王切開が決まり、別の階の一室(どこかわかりませんでした)で、裸に布かけ状態で横になり待機時間が始まったのでした。

 

別室に移動するエレベーター内で、助産師さんが「あかちゃんに声かけてあげて、がんばってって言ってあげて!」と言ってくださいましたが、私は言えませんでした。

私の頭の中は

 

「おかあさんをおいていかないで、おいていかないで!おいていかないで!!」

 

ただそれだけでした。

おなかを見つめて、頭の中で叫んで縋ることしかできませんでした。

 

 

1回目はここまでです。

書いていたら気持ちがよみがえってきてしんどくなってきました…。

涙と鼻水で顔面がひどいことに。

すこし休みます。