いつたのうちのはなし

日常記録絵日記

我が子がうまれたときのこと−2−<緊急…?長い長い待機時間>

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前回の記事は↑こちらですが、簡単な経緯も書いておきますと…

39週目の妊婦検診にて、我が子(胎児)の心拍が低下し、緊急帝王切開を選択。

どこかの処置室(?)にて文字通りの全裸待機に入る。

といったところです。

その2 緊急…でもなかった?長い長い待機時間

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その部屋は、ベッドと胎動モニター、イスが何脚かあって、他にもピンクのパーテーションやら私にはわからない医療器具みたいな物も並び、割と狭いかなという印象でした。待機を始めてしばらくすると、助産師さんがたらいを持ってこられました。

どうやら手術に向けて剃毛(下腹部の毛の処理)するようです。

二度とされたくないです、はい。仕事とはいえ助産師さんも嫌だろうな…慣れてはいらっしゃると思いますが…。

 

剃毛が終わると、夫が部屋に来ました。

このときはまだ『緊急』だと思っていたので、一応お互いの両親に連絡しておこうかという話になり、私は横になったまま、夫は部屋の隅で、2人して電話をかけました。

 

そしてこのあと、この部屋の人口密度がグンとあがることになります…。

 

私の親は割と近くに住んでいて、私も不安だったので来てほしいとお願いしました。

対して夫のご両親は他県に住んでいらっしゃるので、私としては『呼び出し』ではなく、急遽出産になりましたというご報告の意味合いのつもりでした。

 

電話を終えた夫が一言。

「今からすぐ家出て来るって」

 

ファッ!?

(来るってこの部屋にか!?まって私、今、全裸、布かぶってはいるけど、無理!

…いや、大丈夫だ。だって緊急手術なんだし。ここまで2〜3時間はかかるはず。きっと出産後に到着される。おちつけおちつけ、深呼吸。赤ちゃんに酸素送らないと。)

そう、緊急なんだからそうは待たないはず。

 

でもそれから1時間、2時間、刻々と時間が過ぎていきました。

 

その時はもう不安感や恐怖感でいっぱいいっぱいだったから、素直に信じられなかったのですが、どうやら待機状態にはいってから我が子はすごく落ち着いていたようで…。

モニターでずっと記録を取り続けてくださっていましたが、助産師さん方は『今はすごく安定していてそれほど緊急性を感じない』という感じのことをお話しされていました。(ほんとに!?ほんとうに!??って疑ってました、すみません…)

 

結局、本来その日に帝王切開で出産なさる妊婦さんの手術を予定通りに施術してから私の手術をしてもいいだろうという判断だったようです。

 

はっきり断言できませんが、待機時間は多分5時間弱ほどだったかなと思います。

 

それはすなわち、待機中に私の親はもちろん夫のご両親も到着されたということで…。

緊急っていいながら長くお待ちいただくことへの罪悪感と、布掛け全裸状態の恥ずかしさと、話しかけていただいてもまともに返事もできない申し訳なさと…。

(ねえ、本当に大丈夫?大丈夫なのか?元気なの?待てるの? 怖いよ、怖いよ)

答えられないとわかっていながらお腹の中の我が子に問いかけてしまう極度の不安と。

 

頭の中はぐちゃぐちゃで制御も整理もできず、次から次へと感情・思考が湧き出ては流れ…、少し落ち着いてみるもののまたすぐ感情の波にのまれ…泣き出さなかった当時の自分のことを今でも不思議に思うくらいに1人、混沌としていました。

 

夫は放り出してきた仕事を一段落させるために一旦会社に戻っていましたが、もしあの時ずっと夫がいたら、多分私は何かの拍子に耐えきれなくなって、みっともなく泣いてしまっただろうと思います。

 

気の遠くなるような時間の後、助産師さんが私を呼びにきてくださいました。

長い長い待機状態がいよいよ終わり、手術室へと移動となります。

 

 

なんか謎の頭痛がしてきたので、今日はここまでにします〜。